感情をがまんしてがまんして、結果不幸になるなんてやりきれない。

 的確に感情を表現できることは生きていくうえでとても大切なことだ 。

わたしは感情を吐露できることをとても良いことだと思っている。

感情を否定することの弊害はすごい。

今日はゆまちゃんと付き合いだしてわかったそんな話をしたいと思います。

クールビューティーな見た目とうらはらな、いつも気の利くやさしい甘えん坊で天然ボケの可愛らしいゆまちゃんですが、

そんな彼女はお酒をのむといなくなります。

つきあって6年目に突入しましたが、付き合いだした最初のころから酒は彼女を変える! と警戒していました。

そもそも最初の頃のぞいた一人暮らしの彼女の冷蔵庫は8割がビールでしたし、棚には原液系のお酒のビンがいろいろ並んでいた。

当時なぐと三人で週末はゆまちゃんちで過ごしていたのだけど、なにか地雷であるらしい話題に触れてしまったりすると、彼女はおもむろに原液系の瓶を取り出し水かのようにぐいぐい飲んでいたものだ。

(じっさい最初わたしは水だとばかり思っていた。まさかウォッカだとは思いませんでしたよ!!)

そして黙りこくり、目がすわり、石像のように固まりだす。

わたしたちが帰る時間になり家を出るまで、固まりっぱなしだったこともある。

犬の置物のように部屋のすみっこに鎮座しているゆまちゃん……。

(そんな日はあとからわたしが寝た後の時間に着信履歴がずらーーーーっと残ってたりする)

また飲み会のある日の帰宅時間(わたしの就寝時間)になると着信がすごいことになっていたものだ。

どこかわからない繁華街の音や電車のホームの音の中で、よくわからないことを訴えて泣きながら電話をかけてくるのだ。(そういや電話中オッサンにナンパされたりしてた)

それが夜10時から深夜まで続く。

切っても切っても、暗闇の中携帯は震えてビカビカ光っている。

眠気でぐるぐるした頭で電話に出て「いったい何事か?」と聞いても、要領を得ない言葉で

道に迷った、とか、こわい、とかひどいこと言われた、とか、子供のような声で泣いて怒って訴えて続ける。

最初はその様子に驚き心配し どこにいるの?大丈夫なの?帰れるの?と聞いていたのだけれど、全てにおいて的を得た回答はなく、

ただ帰り着くまで電話で泣き言を言い、優しい言葉でかまって欲しいだけなのだとわかってからは、逆に飲み会の日が恐ろしくなった。

なぜなら、その日は

寝入りばなに始まる深夜鬼電フイーバー確定だからだ。

今でも深夜暗闇の中、通話着信で光って震えるスマホの音はこわい(;´Д`)

それまでもぼんやり持ってたイメージ、「メンタルが不安定な人って電話で常に人とつながっていたがるよねー」 っていうのが強化された。

いるじゃん、しょっちゅう携帯でだれかと喋ってるひと。

わたし自身はあまりお酒が強くないので飲まないし、自分の家族や友達でお酒で豹変する人を身近に見てこなかったので、日本では寛容だと言われる酔っぱらいの醜態、奇行には疎かった。

でもね、社会人になって仕事の場での酔っぱらいやゆまちゃんを見てきてわかったよ!

普段 自分の感情や思考を押さえつけて我慢してあるべき大人の姿をやってる人ほど、お酒の力でその抑制がはずれた反動で真逆の行動をとる。

ふだんぐいーんとゴムで引っ張ってるぱちんこ石を、お酒のせいでぱっと手を離してしまいすっとばすようなもんです。

めっちゃ石飛んでるし、それかなり凶器!

ふだん感じていても見ないふりをしている孤独感や疎外感や不安や怒りや恐怖が、お酒のせいで

どばぁっ!! とあふれだし、いても立ってもいられなくなり、普段は配慮に配慮を重ねてまっとうな態度を選んでる人が、周りの状況や見る目や思いなど眼中に入らなくなってしまうんですね。

なのでお酒が入ってそうゆうふうになってる人を見ると、普段この人は自分をめちゃくちゃ抑圧しているんだなーと思うようになった。

あと意外と本人も周りも意識しないことなのだけど、抑圧しているのはなにも今の生活の中での感情や思考だけではなく、時間を超えて過去に消化しきれなかった納得いかなかった思いや感情なんかもそれに含まれる。

だから酔って尋常じゃない感情の爆発を見せる人って、過去のそれまでもが一緒に出てきちゃってるんじゃないかと思うことある。

そうだなー、たとえばある男女のカップルがいたとして、

その彼女は今まで自分を軽視して尊重してくれない男とばかり付き合い傷つけられてきたけれど、今の彼氏は彼女の話をきちんと聞いて受け止めて話し合える男だとする。

でもある時、彼が過去の男たちがしたように自分のラインや着信を無視し蔑ろにした(ように感じた)とき、

「だから男は信用できない!いっつもそうやって私を無視する!わたしをなんだと思ってるの!?」

と彼に対して怒りをぶつけてしまう、ようなことってある。

過去のひどい男たちにたいしては言えずに我慢していた不満や怒りや悲しさを、今の話を受け止めてくれる良い彼にたいして、その時の感情にリンクするようなきっかけから一緒くたにしてぶちまけちゃうのです。

周りからブレーキをかけられて我慢に我慢を重ね、自分の中で否定して麻痺させてきた感情は、ブレーキをはずされたり正当性を与えられたとたん すごい殺傷力で飛んでいくパチンコ玉

それはほんとうは本人が大切にしたいものにまでヒットして、すべてを台無しにしてしまうこともある。

だから、わたしたちは感情を否定してはいけない。的確にそれを表現することを学ばないとね!

これについてはアダルトチルドレン関連としてまだ書いていきます。